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 潜伏から復活とかくれへ

 潜伏キリシタンとは、文字通り自らの存在を表面上かくし潜伏して信仰を続けたキリシタンをいいます。この潜伏する上で、地域的な特徴がそれぞれあるようですが、平戸地方での形態を大まかに言うと、「納戸神信仰」でしょう。これは、表面上座敷に神棚を祀り、それぞれの仏壇を備えて、一般の家庭と変わり無いように取り繕い、そのの実は、家の奥、納戸にキリシタン祭具を飾って信仰を続けたものでした。平戸地方での主な御神体は掛幅状のものが多く、その画面には具象化されたデウスの姿やキリスト、マリア、聖人などの人物画が大和絵風に描かれたものがあります。そのほかメダイやロザリオなど布教時代の遺物も信仰の対象として祀られているようです。こういった信者は地域的な地下組織を持ち、外部との接触も注意を払ったことでしょう。平戸地方の主なものは獅子、根獅子、飯良で、隣の生月嶋にも組織がありました。